私の趣味の1つに格闘技観戦があるのですが、おそらく、人生で一番楽しみにしていた対戦カードが
井上尚弥 vs 中谷潤人と言っても過言ではありません。
こんなワクワクする対戦をリアルタイムで見られるなんて、ホントに幸せです。
一方で、この対戦が終わってしまったら、これ以上ワクワクする試合を死ぬまで見ることができないだろうなぁ、
という寂しさ、虚しさ(?)も味わうことになるでしょう。
私は井上尚弥も中谷潤人も大好きなので、どちらを応援することもできない、
それなのに興奮するという、これまでに味わったことのない感情でこの試合を観戦することになりました。
私はボクシングだけでなく、キックボクシングや総合格闘技の観戦が昔から大好物です。
それこそ、マイク・タイソンが全盛期だった頃のボクシングだけでなく、
アンディ・フグやピーターアーツが活躍していた頃のK1、ノゲイラやヒョードルが活躍していた頃のPRIDEなど、
当時はテレビにかじりついて見ていました。
更に遡って、少年時代には、具志堅さんの試合を見ていた記憶もあります。
そんな格闘技大好き人間の私ですが、これまでに一度も現地でのライブ観戦をしたことがありませんでした。
しかし、この一戦に限っては人生初のライブ観戦をしようと思い、チケットの抽選に応募しましたが、
一次抽選、二次抽選とも落選し、やむなく自宅での観戦となりました。。。
それほど楽しみにしていた試合ということは分かって頂けたと思います。
ライブ観戦が叶わなかったので、Leminoの高額なペイパービューを迷うことなく課金して当日に備えました。
ちなみに、25年末のピカソ戦でもLeminoに課金しましたが、実力差があり過ぎて残念な試合内容だったので、
リアルタイムで見るためだけの課金としてはコスパが悪いなぁ、と思いました。
さて、今回のTHE DAYに関して、戦前の私の予想は、井上尚弥の後半KO勝ちと見ていました。
過去の戦績を見ても、総合力では井上尚弥が上であるということは間違いないであろうと思いました。
井上尚弥は、過去の戦いで苦戦したのはドネアとの1回目の対戦だけで、そのほかの試合はほとんどKO勝利で、
判定勝ちの試合でも対戦相手を圧倒しています。
1回目のドネア戦以外では接戦すらありません。
ネリとカルデナスの試合では、ダウンを喫しましたが、いずれも相手の動きに慣れていない序盤でのダウンで、
それ以降のラウンドでは、見事に反撃し、終わってみれば圧勝しています。
一方の中谷潤人はスーパーバンタム級2戦目で、まだ階級に完璧にはアジャストできていないと思われます。
スーパーバンタム級の初戦では大苦戦し、辛うじて判定勝利を収めましたが、
判定負けとなってもおかしくなかった内容でした。
でも、ボクシングはやってみなければ分かりません。
中谷潤人は、井上尚弥の過去の対戦相手の中でも、最も戦いにくい相手だと思います。
リーチが長く、懐の深いサウスポーで、しかも強打とテクニックを持ち合わせていますので、
序盤に中谷のパンチがクリーンヒットすれば、ネリやカルデナス戦の時のようにダウン後に反撃することも
難しくなるであろうと予想します。
結論として、1、2年後にスーパーフェザー級で対戦すれば接戦になると思いますが、
スーパーバンタム級では井上尚弥が勝つであろうと予想しました。
でも、私としては複雑な気分なのです。
大好きなボクサーである中谷潤人がKO負けする姿は見たくありません。
もちろん、井上尚弥がKO負けする姿も見たくありません。
かといって、お互いに相手を警戒しすぎたことによる世紀の凡戦となるのもイヤですし。。。
見たいような、見たくないような、複雑な気分です。
私は会社員時代に強く感じていたことですが、世間一般的には(普通のサラリーマンには)
格闘技観戦が趣味という人がなんでこんなに少ないのだろう。
視聴コンテンツの中でこんなにワクワクするのは 格闘技観戦とサッカーワールドカップ日本戦くらいです。
そして、井上尚弥という日本ボクシング界の至宝の、その凄さが一般人には認知されていないことが非常に残念です。
大谷翔平よりも凄くはないかもしれませんが、イチローと肩を並べるくらいの凄さはあると思っています。
さて、前置きが大変長くなりましたが、当日は集中して観戦できる環境を整えて、心して Lemino にて観戦しました。
試合内容について詳細には書きませんが、とても満足する試合内容でした!
結果は井上尚弥の判定勝ちでしたが、井上尚弥の凄さよりも、中谷潤人の強さを感じる試合でした。
中谷潤人が井上尚弥に対してどれだけやれるのか?ということは未知数でした。
全く歯が立たずに序盤でKO負けしたり、大差判定負けする可能性が無いとも言い切れませんでした。
しかし、今日の試合を見て、中谷潤人は井上尚弥が相手でも 一方的にはやられない ということが分かりました。
また、井上尚弥に脅威を与えるボクサーであることも分かりました。
そういう観点では、井上尚弥の過去の対戦相手の誰よりも強かったと言えるのではないかと思います。
中谷潤人には失礼かもしれませんが、井上尚弥はそれだけのボクサーだと思っています。
ということで、2人のファンである私としては、最も良い試合内容と結果だったなぁ、と感じました。
負けた中谷潤人の評価も下げず(むしろ上げたかも)、井上尚弥の強さを再認識する結果だったからです。
高身長でリーチの長いサウスポーで、パンチ力もある中谷潤人は井上尚弥にとっては最も相性の悪い相手だったと思いますし、その中谷に対して最後まで集中してミスをせず、リスクを負わない丁寧な試合運びで明確に勝利したことは
本当に凄い、さすが井上尚弥だ と思いました。
現実的な対戦相手の中で、井上尚弥に勝てる可能性のあるボクサーは、
規格外の体格を持つフェザー級チャンピオンのラファエル・エスピノサくらいではないでしょうか?
井上と同じような体格のバンタム級チャンピオンのジェシー・ロドリゲスでは井上尚弥に勝てないと思っています。
33歳の井上尚弥にはピカソ戦のような消化試合はしてほしくないので、
今後の理想的なプランとしては、2027年の前半、スーパーバンタム級のうちにジェシー・ロドリゲス戦を、
そして、フェザー級に転級後、全盛期を過ぎないうちにエスピノサ戦をしてほしいと願っています。
まだまだ井上尚弥の試合で興奮したいと思いますので、是非とも実現してほしいと思います。
最後に、井上尚弥選手、中谷潤人選手、感動する試合を見せて頂き、ありがとうございました!
2人の今後の活躍を期待しています!
井上尚弥 vs 中谷潤人 THE DAY
